じゅうたん

広義には織物製の敷物の総称であるが、一般にはそのうちの手織りの高級品をだんつう(緞通)とよんで区別し、じゅうたんといえば機械で織った長尺物の床用敷物をさし、普通にはカーペットcarpetとよんでいる。

床に敷物を敷く生活様式は西アジアの遊牧民族から生まれ、現在でも最高級品がつくられているが、それが発生した理由は次のように考えられている。

これらの地方の気候は、ごく短い春があってその期間だけ美しい花園になるが、それが過ぎるとふたたび空の色と土の色だけの砂漠に戻る。

そこで、春を住まいの中に閉じ込めておきたいという願いから、あの美しい花模様が生まれた。

じゅうたんは貴重な財産で、移動のときはウマに積んで運び、必要なときは切り売りした。

運ぶには薄いほうが有利であるが、絹を使うと重さは4分の1になる。
こうして絹のペルシアじゅうたんが発生した。
(Yahoo百科事典より抜粋)